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日傘加工の手技
日傘の用意、使用する時期が来たので
日傘の修理依頼も増えてきています。
購入する立場だと全く見えなかった部分ですが、
傘の修理(傘生地の張り替えなど)をしていると、日傘には手仕事の技がつまっているのがわかります。
生地のシルクプリントから、刺繍は機械刺繍であれ、刺繍の柄と柄が離れて糸が浮く所は全てハサミでカット(数えきれない程の箇所)、生地の裾はレースの形に合わせてカーブを描きながら細かくハサミでカットなど、カットワークは数多く、
生地をミシンで縫い合わせた後は、傘骨に手縫いで縫い付けます。その箇所30箇所ほど、生地の表に糸が出ないようにと気をつけながらしっかりと縫い付けていきます。
これらの加工作業は中国の工場で行っていますが、この生地縫い付けスピードが凄まじく早く、、
日本で作業を長年行った人でもとても真似できないスピードかと思います。
何十もの行程が重なり、 書ききれない程たくさん、人知れずの技がつまっている日傘です。
築島商店の梅

厳しい寒さが続きますが、
傘の特別販売、終了しました。
大阪・倉庫内での傘の特別販売は1月にて終了致しました。
今年もたくさんの方に来て頂きました。
誠にありがとうございました。
また夏前に開催予定にしておりますので、
詳しい開催時期はHPにてお知らせさせて頂きます。
始業

昨年末に毎年恒例の大掃除も終え、まずは身の回りからすっきりとして、今日から始業しております。
画像は入り口付近に飾られた鏡餅、
神様の拠り所、いわゆる居場所だそうですね。
初めて知りました^ ^。
鏡餅に水引きのお飾りも。
水引きは日本独自の伝統工芸品という事で、
1998年の冬季長野オリンピックの際、参加者への記念品として採用され世界で注目されました。
今年の東京オリンピックの記念品にも採用され、キーホルダーなどが公式オンラインショップで販売されています。
主役として注目される事はなかなかない水引きですが、日本の誇れるクリエーションかと思います。
暗いニュースが多くてしんどいですが、
ひとつでも良い情報が増えて欲しいですね。